不動産業者の選定(任意売却)
任意売却業者の選定⇒自ら選ぶ
◎不動産会社選びについては貴方様に決定権があります。
◎『任意売却専門業者』とは名ばかりな会社も存在します。
◎人任せではご自身のご要望が債権者・購入者の両方共に伝わりません。
◎任意売却業者選びは貴方様のパートナー選びということです。
1 金融機関(債権者)からの呼出・面談に応じていると、債権者から任意売却を勧められるケースがあります。
この場合、債権者から『ご自分で業者を選ぶ』or『お任せします』の2択を提案されます。
『お任せします』を選ぶと債権者が過去に取引がある会社を紹介してくれます。
紹介された不動産会社は債権者から仕事の依頼を受けた業者である為、一般論ですが交渉の内容、取引の段取り、退去期限などが債権者に有利な形になりがちです。
残念ながら債権者に対する交渉は弱腰になります。
2 自己破産などの債務整理の為、弁護士・司法書士先生に相談している場合、先生方から不動産会社を紹介
されます。
先生方に全てお任せしているから大丈夫だと思いたい所ですが、不動産の売買については先生方は基本的にノータッチです。 (先生方は宅建業者ではありません)
つまり、紹介された不動産会社の実務能力と先生方の実力とは何ら関係がありません。
よくある話ですがビジネス関係・友人・同級生・ご近所・親族などのケースも多々あります。
先生方が行う任意整理をスムーズに完結するために選任された立場の人ということです。
3 任意売却業者をホームページで閲覧すると判ることですが、ほとんどの内容が「キレイ事」のオンパレード
です。1番多いのは「任意売却は競売よりも絶対有利」の誘い文句。
任意売却のメリットばかりが強調されてデメリットの内容が薄っぺらな話をはじめとした他のホームページで見たような同じ内容の「成功事例」に「感謝の手紙」など。
壮大な企業理念「弱者救済・社会貢献」、お客様の実例「喜びの声」、「豊富な実績」、訳のわからない「キャンペーン」など謳うのは、カルト集団さながらです。
また、金融機関等(債権者)を敵視しすぎの表現者、任意売却は司法書士・弁護士に相談するのがベストと断言するようなNPOなどは論外です。
かく言う当店のページも不動産売却の依頼を受けるために情報を発信している訳です。
安心なイメージ重視の店、プロ集団を名乗る店、解決事例(AさんBさん)で広告する店…等等
いずれにしても相談者獲得が目的なのは皆同じです(当店も含む)。
それぞれの『建前』と『本音』を読むことを心がけて下さい。
どんなに情報入手が発達した時代であれ、最終的にはアナログな方法が要でもあるのです。
≪電話してみる≫≪面談してみる≫といった当たり前のことで大抵の感触はつかめます。
そうは言ってもいきなり電話は抵抗がある方は、現在の状況と希望は匿名性の高いメールでのやりとりでも良いし、対応が良さそうと思えたら具体的に素性を明かすというのも一手です。
◎貴方様の要望をしっかりと交渉してくれる業者を選んで良いのです!
◎実際に面談して、人物(担当者)を見極め、選択して良いのです!